ハードウェアのヒント / M-001
M-001マウスの清掃とお手入れ方法
清潔なマウスはトラッキングが安定し、手触りも良く、長持ちします。M-001に必要なのは、2〜3週間に一度、数分のお手入れだけです。
このガイドでは、シェル、ボタンとホイール、センサー、バッテリー端子、ソール、レシーバーのお手入れと、避けるべきことを解説します。
要点まとめ
- 毎週:シェルをさっと拭く
- 2〜4週間ごと:すき間、ホイール、センサーを含むフルクリーニング
- バッテリー交換のたびに:乾いた綿棒で端子を拭く
- ソール交換時:新しいソールを貼る前に底面を清掃
- すぐに:トラッキングに違和感があればセンサーを清掃
用意するもの
- 清潔なマイクロファイバークロス
- イソプロピルアルコール(濃度70%以上)、または中性洗剤と水
- 綿棒(繊維が残りにくいものが理想)
- ホイール用のつまようじ、または柔らかいブラシ
- スマートフォンのライトなど、明るい光源
イソプロピルアルコールはM-001には問題ありませんが、ガラスマウスパッドには使わないでください。表面が違えば、ルールも違います。パッドについてはガラスマウスパッドのお手入れガイドをご覧ください。
シェル、ボタン、ホイールの清掃
毎週のさっと拭きなら、手順1、2、5で十分です。2〜4週間ごとに、フルの手順を行ってください。
- マウスの電源を切る。清掃中に誤クリックや誤スクロールが起きないよう、底面のスイッチでオフにします。
- シェルを拭く。マイクロファイバークロスをイソプロピルアルコールか石けん水で軽く湿らせ、マウス全体を拭きます。メインボタン、指が触れる側面、ホイールの縁、ソール周りの底面まで。湿らせる程度で十分です。滴るほど濡れた布は、すき間に液体を押し込んでしまいます。
- すき間とボタンを清掃する。湿らせた(濡らしすぎない)綿棒で、メインボタン、サイドボタン、ホイール周りのすき間を掃除します。ここに皮脂がたまると、ボタンがベタつきます。
- ホイールを清掃する。ホイールを押さえたまま、つまようじか柔らかいブラシで髪の毛、糸くず、ホコリをかき出します。ホイールを4分の1回転させて、一周するまで繰り返します。
- 乾かす。電源を入れる前に、2〜3分自然乾燥させます。すき間にわずかな水分が残っているだけでも、不具合の原因になります。
センサーの清掃
センサーはマウスの中で最も性能を左右する部分です。レンズに付いたホコリひとつが、汚れたマウスパッド以上にトラッキングの不具合を招くことがあります。30秒の作業が効きます。
- 電源を切り、マウスを裏返す。センサーレンズは底面中央の窓の奥にあります。
- 明るい光で確認する。M-001のPixArt PAW3950センサーは目に見えない赤外線LEDを使っているため、光っていなくても正常です。自分でライトを当てて、ホコリ、糸くず、汚れを確認します。
- まず乾拭きする。清潔で乾いた綿棒を、レンズの上で軽く転がします。押し付ける必要はありません。
- 必要なら湿らせて拭く。汚れが残る場合は、イソプロピルアルコールでごく軽く湿らせた新しい綿棒をレンズの上で一度転がし、乾いた側で仕上げます。
- 30秒待ってからテストする。電源を入れて動かしてみてください。カクつきや飛びがあった場合、はっきり改善しているはずです。
バッテリーと充電ドック
M-001はホットスワップ対応の交換式バッテリーで動作するため、マウス本体に充電ポートはありません。1本をマウスに入れている間に、もう1本をレシーバーで充電します。交換するときはマウスを裏返し、バッテリー収納部の上端を押し下げて取り外します。充電済みのバッテリーも、同じ要領でドックから取り出せます。
交換のたびに10秒だけ時間を取り、乾いた綿棒で端子を拭いてください:
- マウスのバッテリースロット内
- バッテリー本体
- レシーバーの充電スロット内
端子にはイソプロピルアルコールなどの液体を付けないでください。端子が清潔なら、毎回確実に充電でき、交換もスムーズです。マウスとドックの両方で、バッテリーがカチッと奥まではまっていることを確認してください。
ソールの点検と交換
M-001にはPTFE製ピル型ソールが6枚付属しています。ソールは使うほど摩耗し、摩耗したソールは滑りを変え、パッドの上でマウスがぐらつく原因になります。競技レベルの使用で、1セットの寿命は通常3〜6か月。プレイ時間と使用するパッドによって変わります。
次のような症状が出たら交換のタイミングです:
- 目に見える薄れ、欠けや浮き上がった縁
- マウスを動かすとザラついた音がする
- 平らな面でマウスがぐらつく、または傾く
- センサーとパッドを清掃してもトラッキングの不具合が消えない
交換するときは古いソールをはがし、底面に残った粘着剤をイソプロピルアルコールで拭き取り、乾かしてから新しいソールを貼ります。各ソールを5〜10秒しっかり押さえてください。新しいソールは、1〜2時間ほど使うと最も滑らかな状態になります。
交換用のピル型ソールは別売りです。マウスソールの交換時期と交換方法のガイドで、さらに詳しく解説しています。
レシーバーとキャリーケース
マウスを清掃するときは、レシーバーも乾いたマイクロファイバークロスで拭き、充電スロットにホコリがたまらないようにしてください。液体は近づけないでください。
持ち運ぶときは、マウスとレシーバーをキャリーケースに入れてください。内側のフォームがすべてを固定し、ホコリから守ります。
避けるべきこと
- アセトンや塗料用シンナーなどの強い溶剤。シェルの仕上げがくすんだり、ひび割れたりすることがあります。
- マウスを水に浸けること。防水ではありません。
- ボタンやセンサーに向けたエアダスター。ホコリを外に出すどころか、奥に押し込むことがあります。
- バッテリー端子に液体を付けること。乾いた綿棒のほうが安全です。
- センサーにティッシュ、ペーパータオル、毛羽立った綿棒を使うこと。繊維が残ります。
- 電源を入れたまま清掃すること。
清掃してもまだ調子が悪いときは
- トラッキングがまだおかしい:別の面で試して、原因がマウスかパッドかを切り分け、ソールの摩耗を確認してください。
- ホイールが飛ぶ、逆方向にスクロールする:ホコリがエンコーダーまで届くことがあります。ホイール周りにそっと息を吹きかけると取れる場合があります。無理をせず、液体は使わないでください。
- パッドの上でマウスがぐらつく:6枚のソールがすべて揃っていて、くぼみにきちんと収まり、均等に摩耗しているか確認してください。
よくある質問
M-001にイソプロピルアルコールを使えますか?
はい。濃度70%以上のイソプロピルアルコールは、布か綿棒に付けて使えば、シェル、ボタン、底面、センサーレンズに問題ありません。バッテリー端子とガラスマウスパッドには使わないでください。
清掃のためにマウスを分解する必要はありますか?
いいえ。このガイドの内容はすべて外側から行えます。
センサーはどのくらいの頻度で清掃すべきですか?
通常の使用なら2〜4週間ごと。トラッキングに不具合を感じたらすぐに、ホコリの多い場所で長時間使った後にも清掃してください。
予備のソールは付属していますか?
いいえ。M-001には、PTFE製ピル型ソール6枚が装着済みの状態で付属します。交換用ソールは別売りです。



